笑い話

2015年03月12日

江戸の小咄



傘張り浪人の所へ、つけを払ってもらいに行く。

「えー、米屋でございますが。」

「いま、主人は留守ですが?」

米屋は障子の穴から中をのぞく。

「全く、もう。そこに、いるじゃないですか。」

浪人、目をドングリ眼にして障子を睨みつけた。

そして、障子の穴をふさいだ。

「おーら、これでも見えるか、このーッ!」

「見えまへん。」

「じゃ、留守だ!」

「・・・?」


笑い話・小話・小咄・306

jizousan at 11:32|PermalinkComments(7)TrackBack(0)

2014年02月04日

江戸の節分会



お江戸は新井薬師にて、2月3日節分会が行われた。
今年も、熱気の内に終了した。写真は迫真の殺陣。
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金津流 丹内鹿躍。
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角界は琴欧洲関。
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内山チャンピオン、鼻筋が通り、ハンサムである。いかにディフェンスが優れているか物語っている。
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俳優陣は坂田あきらさんやでんでんさん、小宮孝泰さんなど。
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今年も女優陣は松原智恵子さん、吉沢京子さん、嶋かおりさん、左時枝さん。
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今年も皆様の活躍をお祈りしています。
そして、このブログを支えてくれる読者、お友達の健康、幸運をお祈りします。


笑い話・小話・江戸の笑い・江戸の小咄278



jizousan at 01:03|PermalinkComments(16)TrackBack(0)

2013年12月13日

小話



「おらが親方は本当に人使いが荒い。」

「そんなの何処でも同じや。」

「一日中な、供に連れ歩き、帰ると使いにやる。」

「使いの後は、こづかいやろ?」

「洒落にもならん!大方、用が済んだと思えば・・・」

「???」

「手習いしろとぬかす。」

「とん松!何、ごたごた言っておる、九九はやったか?」

「九九は苦ツウ、イヤ、まだ!」

「逆だろ、ハイだろがはい!八十一!」

「はーはッ、児童ギャクたい・・・」


笑い話・小話・小咄・江戸の笑い・269

jizousan at 14:43|PermalinkComments(14)TrackBack(0)

2013年10月14日

小話



神社門前の石でけつまづいて転ぶ。

「いたたた、こん畜生!」

周りを見、誰も見ていないのを確認し、起き上がる。

二、三間歩いて行くと、又転んだ。

「いたた!えーい、こんな事なら起きなきゃ良かった!」

頭の上に、烏の落とし物がどばっ。

「アホーっ!あほーッ。」

「・・・、・・・



小話、小咄、笑い話、江戸の笑い 257


jizousan at 08:14|PermalinkComments(20)TrackBack(0)

2013年10月09日

小話



そこつ者寛平、四つ角で考えている。

「おい、そこつ寛平、何考えてる。」

「おせえてくれろ?何考えてるか?」

「おっさん、あほか?」

「おら、アホでねぇ、でも馬鹿かも・・・」

「クルクル・・・パー。」

サイコロを弄びながら、遊び人が通る。

「サイコロ?コロコロ?にこにこ。」

「なんでぇ、手めぇ?気色がわりぃ!」

「わあった壷だ、カカァに殴られずに良かった。バンザイ!」

すでに通り過ぎた道を、一丁ほど戻り、

「はぁ、はぁ。壺屋っ、壷くれ!」

「あんた、目も悪いのか、そこ、そこ!」

うつ伏せに置いてある壷を見た寛平。

「この様な、口のない壷が有るものか!」

今度はひっくり返したそこつ寛平。

「おい、親爺っ!底も抜けてるぞ!」

「???・・・。」



小話、小咄、笑い話、江戸の笑い 256


jizousan at 20:28|PermalinkComments(18)TrackBack(0)
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