2018年04月02日

江戸の小話


=江戸の小咄=

乞食坊主が、門に立ち、行ったり来たり。

使用人が、つっけんどんに、

「そこに居られたんじゃ、邪魔だ!何処かに行きな!」

主人がそれを聞いて、

「これ、三助。そのようにつっけんどんに言わないようにな。」

「へぇ、すみやせん。」

「思うにな。この頃は人が無慈悲になってきた。」

「そうですかい?」

「時には、弘法大師が、姿を変え、人々を救うものじゃ!」

「あの乞食坊主がそうですかい?」

「あの御坊がそうだとは言わない。充分気をつけてな。」

「やや、さては、ばれたか!」

「・・・、・・・。」

「さあ、ご報謝、ご報謝!」

「・・・??」

v103


小咄13

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jizousan at 17:41│Comments(4)江戸のお笑い | 笑い話

この記事へのコメント

1. Posted by カノッチ   2018年04月03日 14:59
人を見たら弘法大師と疑えってあんまり聞いたことないなあ。(^O^)
2. Posted by てくっぺ   2018年04月10日 23:38
こんばんはです。^±^ノ

ああ、こちらも同じく耳がかゆいです。^±^;
気をつけなくっては。^±^;
でも写真のお地蔵様、いい表情です。^±^ノ
3. Posted by てくっぺ   2018年04月11日 23:41
再び、こんばんはです。^±^ノ

ああ、拍手、しなくては。
前回やったかわからないので・・・。
したがって、今回は拍手です。^±^ノノ パチパチ
4. Posted by かなさん   2018年05月01日 12:02
5
つっけんどんではなく
「時には、弘法大師が、姿を変え、人々を救うものじゃ!」の聞こえよがし!
勉強になりました!
拍手&村☆ポチ

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