2017年11月27日

江戸の小咄


=江戸の小咄=

盗人を捕らえ、死刑を執行しようとした。

「ま、ま、待ってくせぇ。」

「全く、何が、くさいと言うのだ!」

「お御足が・・違うつうの!」」

「一体、何が言いたいのだ。」

「えんまに会う前に、じ、辞世の歌をよみてぇんでさ。」

「お前などが、歌など詠めるのか?まあ良い、やれ!」

「へぇ、あんがと。どぶ川や〜」」

「何ッ、どぶ川?それが匂うのか!くさ〜ッ!」。

「き、岸の小石は尽きるとも 世に盗人の種は尽きまあじ!」

「はてな、どこかで聞いた歌だな?」

「無い頭を絞り、作りやした。」

「あーっ!五右衛門ではないか!ウソつきめ、死刑だ!」

「いて!これが、この。ぬ、盗み納めで、地獄行き。」

「う、巧い!死ぬ前に座布団やれ!」

v126


江戸小咄5


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jizousan at 15:36│Comments(3)江戸のお笑い | お笑い

この記事へのコメント

1. Posted by 荒野鷹虎   2017年11月29日 15:12
こんにちは!
五衛門の辞世の句をもじっての小話に感銘したり笑ったりでした。☆!!
2. Posted by てくっぺ   2017年11月30日 05:21
おはようです。^±^ノ

どぶ川や〜。
これ、印象的です。^±^
これは地獄に行ってもくさいのは抜けないだろうなあ。^±^;
3. Posted by おきまちあき   2017年12月05日 22:30
こんばんは。お邪魔します。
むむ〜〜、、
最後の最後まで、、、
座布団せめて2枚、、、

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