2015年03月12日

江戸の小咄



傘張り浪人の所へ、つけを払ってもらいに行く。

「えー、米屋でございますが。」

「いま、主人は留守ですが?」

米屋は障子の穴から中をのぞく。

「全く、もう。そこに、いるじゃないですか。」

浪人、目をドングリ眼にして障子を睨みつけた。

そして、障子の穴をふさいだ。

「おーら、これでも見えるか、このーッ!」

「見えまへん。」

「じゃ、留守だ!」

「・・・?」


笑い話・小話・小咄・306

jizousan at 11:32│Comments(7)TrackBack(0)江戸のお笑い | お笑い

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この記事へのコメント

1. Posted by てくっぺ   2015年03月13日 01:19
こんばんはです。^±^ノ

壁に耳あり、障子に目あり。ふさいじゃえば、その目はないですがね。^±^;
2. Posted by にゃあも   2015年03月13日 19:51
5 傘よか、障子を先に貼ったほうがいいでせう^m^;
3. Posted by jizou   2015年03月21日 00:00
てくっぺさん

そうですね。
4. Posted by jizou   2015年03月21日 00:01
にゃあもさん

本当ですね、あはは。
5. Posted by wintetsu   2015年05月31日 09:06
5 ブログを再開させました。
いつもながら、面白いですね。最高。
6. Posted by 小だぬき   2015年12月19日 08:27
もうそろそろ 新作をよみたいなぁ。
7. Posted by 奄美剣星 (狼皮のスイーツマン)   2017年04月09日 13:21
5
浪人がさしているのが竹光
だと取り押さえられるのですが
米屋受難…

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