2015年03月

2015年03月12日

江戸の小咄



傘張り浪人の所へ、つけを払ってもらいに行く。

「えー、米屋でございますが。」

「いま、主人は留守ですが?」

米屋は障子の穴から中をのぞく。

「全く、もう。そこに、いるじゃないですか。」

浪人、目をドングリ眼にして障子を睨みつけた。

そして、障子の穴をふさいだ。

「おーら、これでも見えるか、このーッ!」

「見えまへん。」

「じゃ、留守だ!」

「・・・?」


笑い話・小話・小咄・306

jizousan at 11:32|PermalinkComments(6)TrackBack(0)江戸のお笑い | お笑い
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