2013年01月27日

江戸の笑い話



武士が、供をつれて道を歩いていく。

魚屋が、前をよぎった。

「この、無礼者め!」>

と怒鳴って、若党が脇差しに手をかけた。

遠巻きに、沢山の人が心配そうに、眺めている。

「そこに、直れ!このバカヤロ!」>

と脇差しを引き抜いた。人々の悲鳴!

どーっ!とわく群衆。

なんと脇差しは、さびで、まっかっか。

「下がっておれ!何と心がけの悪い!お前は首じゃ!」

そして、自分の腰の刀を引き抜きながら、叫んだ。

「下郎!そこに直れ!」

人々の大悲鳴!

太陽にきらっと、きらめいた刀、な、なんとまっかっか!!。





小話・江戸の笑い・笑い話・小咄・173


jizousan at 16:46│Comments(16)TrackBack(0)江戸のお笑い | お笑い

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この記事へのコメント

1. Posted by にゃあも   2013年01月27日 18:22
5 あはは^^

魚屋よりも侍の方が
「ギョッ」
と したかもですニャ^m^
2. Posted by 花魁   2013年01月27日 21:00
5
あはは、平和ねぇ。
3. Posted by josn   2013年01月27日 21:13
4 刀が錆びるくらい平和な世の中。
魚屋さんを大事にしたいですね。
4. Posted by wintetsu   2013年01月27日 23:28
5 あはは、この人ありて、この家来有りですね。
5. Posted by 時乃栞   2013年01月27日 23:31
5 魚屋の刺身包丁の方が切れそう^^
6. Posted by 茶々   2013年01月28日 03:00
おはようございます。

まさに「身から出た錆」とはこのことですね。
7. Posted by touwasangyou55   2013年01月28日 10:46
互いに錆びて居たのですね。それ程まで平和なのかもしれませんね。でも脇差を指していると抜きたくなる。武器を持つと使いたくなる。自分の正義を振りかざし。
8. Posted by ソンナ   2013年01月28日 18:36
使う機会もなかったのですね。
9. Posted by jizou   2013年01月31日 14:00

にゃあもさん

流石、作者も気付きませんでした。ギョッ!
10. Posted by jizou   2013年01月31日 14:03

花魁さん

ホントですね、江戸時代は太平でした。
福沢諭吉の書物に、夜、侍同士がすれ違い様、お互いに走って逃げたと言う著述があります。
11. Posted by jizou   2013年01月31日 14:04

まんたのjosnさん

ホントに平和で良かったですね。
12. Posted by jizou   2013年01月31日 14:05

wintetsuさん

仰る通りだと思います。
13. Posted by jizou   2013年01月31日 14:06

媛ちゃま

おそらく、魚屋の出刃はピカピカだと思います。
14. Posted by jizou   2013年01月31日 14:07

茶々さん

上手い事、言いますね。座布団一枚。
15. Posted by jizou   2013年01月31日 14:08



自慢したくなるのかもですね。
16. Posted by jizou   2013年01月31日 14:09

ソンナさん

ホント、そう思いますね。

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