笑地蔵さんのブログ

2013年06月13日

笑い話



夏の夕方、門の前に水を打っている所へ、

感じの良い年増が気取って歩いてくる。

打ちかかった手桶を左に振り回し、水を撒こうとした。

そこへちょうど綺麗な振袖が通る。

ヤバいと思い、振り向き水を撒こうとした所、

ちょうど武士のお内儀が通る。

危ないと、振った桶を、自分の頭へざんぶり。

三方から、「にゃはは、うはは、がはは。」。

「はーっ、は。」






笑い話・小咄・小話・笑話・230

jizousan at 19:07|PermalinkComments(24)TrackBack(0)江戸のお笑い | 笑い話

2013年04月30日

笑い話



筑波山の大天狗が、はるばるお江戸見物。

浅草寺から、吉原へ高下駄をならし歩いて行く。

江戸町一丁目、二丁目、角町、揚屋町。

京町一丁目と方々の店をのぞき見ては、にたっ、にたっ。

そのうち、丁字屋の格子ををのぞき込むと、

遊女たちはビックリ。

「わぁ、何!この赤くて大きいの!」

ある遊女、すくっと立ち上がり天狗の方へ向かってくる。

「な、何するんでありんす?ここは、はばかりでは無いザンス!」

天狗、鼻を真っ赤にし、慌てて、風に乗っては落っこち。

風に乗っては落っこち、又風に乗る。

「もうすぐ、筑波山につくば!」

なんと慌てたあげく、白山に着いてしまった。

「俺は天狗あらため、白山大魔王だ、は、ハクション。」

「シェーッ!」






笑い話・小話・小咄・江戸の笑い・214

jizousan at 12:00|PermalinkComments(19)TrackBack(0)江戸のお笑い | お笑い

2013年04月21日

笑い話



婿入りの山家の男、年寄りに式の段取りを聞く。

「向こう様は、海辺の家だからな、カニが出るぞな。」

「カニというたら、あの沢にいるこんまいのけ。」

「まぁ、似たようなもんだけど、大きいげな。」

「そんだら、どうする?」

「ええか。カニを食う時は、フンドシを外してから食うだ。」

「フンドシだな。わあった。」

式には、膳にたくさんのゆでがにが盛ってある。

さぁ、これだと思った山家の婿、

「さぁ、ご馳走のカニをいただくべ。」

と、まず箸を置き、立ち上がりフンドシをはずす。

そして、沢ガニを食べるかのように、バリバリ食い始めた。

みんな、固唾をのんで見ている。

固いのを我慢して、まだ食べている。

みんな、口をぽかーんと開け、見ている。

我慢出来なくなって、食べなくていいように、踊り出した。

みんな、婿をまねて、フンドシを外し、踊り出した。

「チンチン、どんどん!ふるチン、どん!」

「カニにチン○○、はさまれて♪」

「いてて、いてて、いてて♪」

「チンチンどんどん、ふるチンどんどん♪」

花嫁は、カニのように真っ赤っか。

「チンチンどんどん、ふるチン、チンどん♪」





笑い話・小話・小咄・江戸の笑い・211

jizousan at 11:00|PermalinkComments(14)TrackBack(0)江戸のお笑い | 笑い話
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