2018年04月23日
2018年04月02日
2018年03月08日
江戸の小話
=江戸の小咄=

大和の川で娘が、洗濯をしていた。

急に風が吹いてきて、着物の裾が乱れた。

娘は自分の太ももの白さに、見惚れた。

「昔々、久米仙人は、娘の白い太ももに我を忘れ、
神通力を無くしたサウナ、いや、そうな。」

「シーン・・・」

「そして、その娘を妻にしたサウナ?むむむ・・・ 」

と娘は天を見上げた。

「このむっちん、ムチムチの太ももだよ。
今日は大安売りだよ。ほら、ほらチラチラ。」

娘の太ももをのぞこうと、鼻血をたらした仙人が落ちてきた。

娘の近くまできて、娘の顔を見た。


「おっと、何とかの焼きハマグリ!」


と天に帰ろうとした。


「真っ白よ、私は!このおたんこなす!」


お互いに自分の下半身を見た。

娘と仙人は泣きながら帰って行った。



小咄12