2018年03月08日

江戸の小話


=江戸の小咄=

大和の川で娘が、洗濯をしていた。

急に風が吹いてきて、着物の裾が乱れた。

娘は自分の太ももの白さに、見惚れた。

「昔々、久米仙人は、娘の白い太ももに我を忘れ、

神通力を無くしたサウナ、いや、そうな。」

「シーン・・・」

「そして、その娘を妻にしたサウナ?むむむ・・・ 」

と娘は天を見上げた。

「このむっちん、ムチムチの太ももだよ。

今日は大安売りだよ。ほら、ほらチラチラ。」

娘の太ももをのぞこうと、鼻血をたらした仙人が落ちてきた。

娘の近くまできて、娘の顔を見た。

「おっと、何とかの焼きハマグリ!」

と天に帰ろうとした。

「真っ白よ、私は!このおたんこなす!」

お互いに自分の下半身を見た。

娘と仙人は泣きながら帰って行った。

なす


小咄12


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2018年02月15日

江戸の小話


=江戸の小咄=

晩秋、柿と栗の話。

「クリちゃんは、いいよな。幾重にも衣着てて。」

「なに、言ってんの。柿さんも綺麗なおべべ着てるじゃない。」

「わしのは単衣で寒い、寒い。」

「着てるだけでも、いいよ。ほら、下をご覧な。」

「なになに。あっ、まったけ君。」

「かわいそうに、ふんどしも締められない。」

「は、ハクショイ!クリちゃんと仲良くしたい。」

「エエッ?エッ・・・チ。」


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松茸

小咄11

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2018年01月30日

江戸の小話


=江戸の小咄=

長屋で、親父のわめき声がする。

「おい、起きろ!全く何時だと思ってやがる!」

「・・・シーン」

「おい、かかあ、布団をはいで放り出せ!」

「・・・シーン」

「おめぇのようにな、朝寝ばかりしてやがるとな・・・」

「・・・シーン」

「ホントに、ろくな大人にならないぞ、このガキ!」

シーン、シーン。シーン。

「いつでも、この俺と一緒に起きやがって!放り出せ!

どた、ばたん!と大きな音。

見ると、親父が泣いていた。


v128


小咄10


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jizosmile

散歩・旅行・温泉大好き。
音楽はバロック、コーヒーはブラック、笑い。

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